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【DbD】デススリンガーの基本性能とおすすめアドオン&対策

 

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・デススリンガーってどんな能力?
・固有パーク教えて!
・アドオンはどれが良いかな?

とDBDのキラー、デススリンガーについて疑問詳しく知りたい方向けの記事となっています。

DBD初となる、FPSキラーの登場です!

 

 

基本ステータス

移動速度 ・4.4m/s
脅威範囲 ・32m
特殊能力 ・贖い主
固有パーク 変速機
死人のスイッチ
報復

特殊能力: 『贖い主』

DeathslingerPower.png

・能力ボタンを長押しすると照準をのぞき込む。
攻撃ボタンを押すと銛を発射し、銛が刺さった生存者は意思に反してデススリンガーのもとへとたぐり寄せられる。 

引き寄せる

・贖い主によって銛が突き刺ささった生存者は、能力ボタンを押して自分のほうへと引き寄せることができる。
・銛が刺さった生存者に通常攻撃を使うと鎖は壊れるが、その際にデススリンガーと生存者にペナルティは付与されない。
銛が刺さった無傷の生存者に通常攻撃が命中した場合も深手のステータス効果が付与される。 

リロード

贖い主は毎回発射するたび、もう1発撃つためにはリロードする必要がある。アビリティ発動のボタンを長押しすると贖い主をリロードする。

 

デススリンガー固有パーク

パーク名 カテゴリー 優先度
変速機 索敵 ★★★☆☆
死人のスイッチ 発電機遅延 ★★★★★
報復 オーラ可視 ★★★☆☆

変速機

効果詳細 生存者に通常攻撃を2回命中させると、変速機が30秒間発動する。
・発電機が稼働中は、生存者が修理のスキルチェックでグッドを出すたびに、修理が進行しているかぎり黄色のオーラで表示される。 
効果詳細 「変速機」詳細値はこちら

死人のスイッチ

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効果詳細 ・生存者をフックに吊るすと、次の45秒間、発動する。
発動中、発電機が修理完了する前に生存者が修理を中断すると、その発電機を封鎖する。
・効果が発動した発電機は白いオーラで強調される。
効果詳細 「死人のスイッチ」詳細はこちら

報復

アイコン f:id:Rainbow_Color:20210707204655p:plain
効果詳細 ・無力のトーテムを浄化した生存者は、45秒間忘却効果に苦しむ。
・呪術:報復のものを含む呪術トーテムが浄化されると、10秒間すべての生存者のオーラが表示される。 
効果詳細 「報復」詳細はこちら

デススリンガー立ち回りポイント

エイム力が重要となる

デススリンガーを操るには、精度の高いエイム力が必須です。スピアガンを確実に命中させられるよう、練習を積み重ねましょう。

素早く射撃できる「速射」を習得すれば、戦況を有利に進めることができます。

巻き取る時は後ろに下がりながら

スピアガンが命中し生存者を巻き取る際は、「後ろに下がりながら」動作することを意識しましょう。

素早く生存者を近寄らせることができるため、ぜひ活用してください。

フェイントも有効活用

打つふりをして一瞬「構える」といった行動も効果的です。

特に後ろをよく見ている生存者は構えられると「ジグザク」動いてスピアガンを躱そうとします。構えるフェイントを入れて生存者の距離を詰めていくのも一つの戦法です。

 

デススリンガーおすすめアドオン

アドオン名 効果詳細

鉄条
・生存者の回復時間が3.5秒増加する(下位互換あり)

ベイショアの金歯
・贖い主の巻き取り速度が9%上昇する(下位互換あり)

看守の鍵
・贖い主のリロード時間が0.35秒減少する(下位互換あり)

 

 

デススリンガー対策

スピアガンを構えたら方向転換

デススリンガーはスピアガンを打つ前に必ず「構える動作」を行うため、その隙を見て左右に体を振ることで照準を合わせにくくすることができます。

弾道はまっすぐ飛ぶので、動きながら照準を外しましょう。

窓よりも板チェイス

デススリンガーとのチェイスにおいて、窓枠はリスクの高い場所です。

デススリンガーは、窓枠を超える瞬間に鎖で攻撃するのが得意です。窓を乗り越えた後に引き寄せられ攻撃を受けてしまうケースも多いので、窓チェイスは避けた方が無難。

なので、デススリンガーとのチェイスでは、板を使うことを意識しましょう

板はデススリンガーの攻撃を防ぐだけでなく、引き寄せの時間を稼ぐこともできます。板をうまく利用することで、チェイス時間を延ばし、生存率を高めることができます

チェーンを切る

銃の銛は、ゲージが溜まると、チェーンを切る事ができます。

・左右に体を振る
・障害物を利用する
・チェーンに対して、他の生存者が間に入り込む。
障害物にチェーンを当て続けることができれば、通常よりも早く切ることができます!

 

デススリンガーの背景物語

デススリンガー 背景物語

カレブ・クインは、裕福でないアイルランド移民の息子としてアメリカ中西部のほこりだらけの荒れ地で生まれた。辺境の地では病気、飢餓、そして死が当たり前の光景で、富豪たちが宴に明け暮れる一方で、開拓者たちはどんなくず鉄でさえ手に入れようと争っていた。カレブの父親はかつてエンジニアだったが、どこも「アイルランド人はお断り」と門前払いされ、働き口を選ぶことなどできなかった。


ある日、カレブは何年も使われていなかった父親の古い道具を見つけた。息子が商売に興味を持っていることを知った父は、古いレンチを彼にあげたのだった。父親の教えを受けながら、カレブはユニークな応用を生かした装置を作ったが、父親がいない時に彼はそれを残忍な道具に変えていた。有刺鉄線の針で人間の目をえぐり、眼窩から引き裂くマスクを密かに作ろうとしていたのだ。マスクの図案には、自分をいじめた少年たちが装着した様子が描かれていた。


成長するにつれカレブのエンジニアとしての能力は市場に通用するレベルに達し、雇用主側も差別を忘れ注目した。そして、彼はユナイテッドウエスト鉄道のオーナー、ヘンリー・ベイショアに雇われた。カレブはまず、線路の犬釘を地面に打ち込む銃を開発し、その次に蒸気駆動のトンネル掘削機を作った。

ところがベイショアが無関心だったせいで、それらの機械は他の会社から発売されてしまう。カレブから特許が盗まれ売り渡されていたのだ。覚えのある感覚が蘇ってカレブの血の中を駆け巡り、心臓に鋭い痛みを与えた。

今でも自分はクズ鉄を手に入れるために必死なのに。金持ちは自分の知的労働から利益を搾取している。怒りに圧倒され、彼はベイショアのオフィスに飛び込み、顔が血まみれになるまで殴りつけた。引き離された彼は上司の腹に特殊な銃を押し付け、引き金を絞った。線路の犬釘が皮膚と内臓を突き抜け、ベイショアはデスクに釘付けになった。

カレブが絞首刑にならずに済んだのは、意外にもベイショアが一命を取りとめたからだ。15年間、カレブは全国で第一号の私設刑務所であるヘルシャー刑務所に収監された。教養のない囚人だらけの要塞で、彼は学のある刑務所長と親しい関係になった。普通ならあり得ないことだ。カレブは刑務所長のために拷問装置を設計し、見返りに他の囚人より多くの食事を与えられた。

しばらくすると、刑務所長は彼の減刑を提案してきた。所長は金銭的富よりも大きなもの、つまり政治的資本について語り、自分のコネクションを使えばベイショアを陥れて一生檻の中に入れることができると言った。

彼の要求はただ、彼を金持ちにし、監獄を満員にすること。独創性を発揮して無法者たちを生きて監獄に連れてくることだった。自分の仕事場に戻ったカレブは、少しばかりの改良を加えて新しいスピアガンを作った。

最初に試したのは中国人のクリーニング屋が襲われた時だった。チャンスとばかりにカレブはそのプロトタイプを持ち出した。金属のジョイントが甲高い音を立てると、ターゲットの腹を犬釘がえぐった。そして犬釘を引くと泥棒の腸が引っかかり、とんでもない音を立てながら埃だらけの道に引っ張り出された。数回繰り返した後、取り出すはらわたは減っていった。

刑務所長が裏で画策し、アイルランド人の囚人を釈放してカレブの元に送った。ヘルシャーギャングの誕生である。刑務所長との約束を果たすため、一味は6年間全国を渡り歩いて、刑務所にブチ込む指名手配犯を追い続けた。

グレンベールでの血みどろの戦いの後、ある新聞の見出しがカレブの目に留まった。そこには、「ヘンリー・ベイショア、ヘルシャー刑務所を買収」と書かれていた。写真の中では、醜い顔になったベイショアが誇らしげに刑務所長と握手をしていた。カレブの心臓は怒りで打ち震え、静脈が破れんばかりに憤怒の血が駆け巡った。

彼は、金持ちのゲームの駒に過ぎなかったのだ。ヘルシャーギャングはカレブへの忠誠を誓い、刑務所長の首を取ろうとした。彼らはものすごい勢いで刑務所の入り口を突破し、血に飢えた略奪者のように叫んだ。看守がピストルを向けたが、躊躇した隙にスピアガンが彼の胸を撃ち抜いた。カレブは男の頭をつかみ、独房の格子が貫通するまで叩きつけた。

刑務所長室のドアを蹴って開けると、カレブを待っていたのは都合のいい光景だった。隅で怯えていたのは刑務所長だけでなく、ヘンリー・ベイショアもそこにいたのだ。怒りに突き動かされたカレブは、ベイショアに突進して殴り、こん棒で殴打し肉を引き裂いた。

男は顔から血を滴らせ、足元を真紅の海で染めた。ヘルシャーギャングのメンバーたちは刑務所長に群がり、骨を砕くほど蹴り倒した。崩れ落ちて命乞いをする二人の男をギャングたちは食堂に引きずっていき、続々と集まる囚人の群れの中に放りだした。

血と汗にまみれたカレブは、ベイショアの悲鳴をほとんど気にも留めず、自分がかつて収監されていた独房に足を踏み入れた。彼は指先から血を滴らせながらベッドの端に座った。格子窓から濃い不自然な霧が漂ってくる。

彼はひび割れて錆びた古いレンチを取り出し、かすむ目でそれを見つめながら金属に親指を滑らせた。いつそれが自分のものになったのか、カレブは思い出せなかった。思い出せなくてもどうでもよかった。

彼の足元には埃っぽい道があり、その果てには、彼を不当に扱ったあらゆる人物のシルエットが見えた。彼をいじめた少年たち、彼を利用した重役たち、そして再び...ヘンリー・ベイショアの影がそこにあった。

霧の中から、彼らを始末するための道具が現れる。容赦ない鋼製のフックは、そのシンプルさゆえに輝かしく美しい。立ち上がると痛みで足が引き裂かれるようだったが、彼はそれに耐えて埃っぽい道を進んだ。彼の後ろには流れる血の跡が続いていた。


~おしまい~

デススリンガーのアーカイブストーリー【学術書18】

デススリンガー:記憶1428

母親の背後で、間に合わせの鉄の棒で木の輪っかを転がしながらカレブが駆け回っている。母親はミシンのペダルからサッと足を外すとドアに手を伸ばした。

カレブ!遊ぶなら外でおやり!

彼女がドアをドンと開けると、少年が全速力で駆け出していく。少年は馬が駆ける音の真似をして、ひだり、みぎ、ひだり、ひだり、みぎ、ひだりとスキップする。

少年は勢いよく通りを駆け抜けていく。聞き覚えのある声がその耳に入り、その歩を緩める。父と他の男が何やら声を張り上げている。

通りの角から彼の父親がバッと現れ、カレブとぶつかりそうになる。

ここで何をしてるんだい?

母さんに外で遊べって言われたんだ。今日も仕事がないの?

父親はため息をついてから、彼に微笑む。ああ、今日は仕事がないんだ。お前はどうだい?もう本は読んだのかい?

ううん。父さんに読んでもらいたかったんだ。

こうしよう。一緒に家に帰ってから、父さんに本を読んでくれ。いつまでも父さんがしてやるわけにはいかないからな。

デススリンガー:記憶1976

カレブが再び斧を振り落とす。木の幹はまだ割れない。外は身に染みるように寒いが、カレブの額からは汗が滴り落ちている。

もっと力を込めるんだ、"モ・ブアチャイル”。

カレブは苛立って、父親のほうを見る。長年の過酷な労働のせいで背中が折れ曲がった哀れな姿。カレブは唇をかんだ。

カレブがもう一度斧を振り落とすと、ようやく幹が割れる。彼は割った木を片方の腕で抱え、父親の腕をもう一方の腕で抱えながら家の中へ戻った。

ベッドには母親が横たわっている。おでこを触ると、ようやく熱が下がっている。穏やかに眠る母親の毛布を掛け直し、薪を火の中に投げ込む。そして、ベッドのそばに置いたコップにお湯を付け足し、毛布を温めるために置いた銅の棒を置き直した。

カレブ、ちょっと取ってほしいものがある。

ああ、いいよ。

ベッドの下にある。革のやつだ。

カレブはベッドの下を覗き込み、そこから軽い革製の作業用エプロンを引っ張り出した。腰回りにしまわれた工具は、錆びた古いレンチしか残っていない。父さん、他の工具はどうしたんだい?

もう何年も前に売っちまったよ。ここでは何の役にも立たなかった。ベッドの下で腐らせるより、お前たちを食わせたほうがいいだろう?

カレブはレンチを指でたどった。これも売るつもりかい?

いや。もらってくれ。使い方を教えてやろう。お前が一人前になる頃には、ここの状況も変わるかもしれん。それに・・・それを買うやつもいないだろうしな。  

デススリンガー:記憶2573

待ってください。さっきまで動いてたんです。

ベイショアは怪訝な顔で奇妙な装置を眺めた。このヘンテコな機械は何人分の仕事をしてくれるんだい?

カレブは薬室にオイルを塗る手を止めて、しばし考える。分かりません。十数人くらいかと。それよりもっと重要なのは、この装置にはミスがない、ということです。何度使っても、同じように正確に作業を行うんです。

クイン君、部屋に入ってくれ。中で話そうじゃないか。

カレブはボスについて贅沢な内装の部屋に入った。巨大な机の上には列車の模型やガラス製の地球儀が置かれている。その机は、カレブの持ち物を全部合わせたものより高価なものだろう。カレブは机の向かい側の椅子に座り込んだ。

クイン君、君は聡明な若者だ。結構な可能性を持っている。君がこの会社に残れるように私も努力してきた。でもそれは君に多大な期待があるからだ。君にはもっとスケールの大きいことを考えてもらいたい。

申し訳ありません。

まあ、謝る必要はないんだよ。しかしね、残念だがこの奇妙な装置を買うことはできない。作業場でリーと話してくれ。彼から説明を聞くといい。

カレブは立ち上がり、犬釘を打ち込む装置に手をかけた。

あ、それはここに置いていくといい。リーのところに行ってくれ。さあさあ早く!

デススリンガー:記憶2639

ベイショアの腹から流れ出る血が、カーペットに染み込んでいく。その顔は腫れ上がり、ひどい有様だ。彼は歯を一本吐き出し、カレブが部屋に入ってきてから初めて彼と目を合わせた。

これでお前は首吊りの刑だな。

怒りに取り憑かれたカレブは、その言葉に我に返る。ここに来たのはベイショアに抗議するためだった。何ヶ月にも渡って、あれこれ理由をつけては新しい機械を発明するよう言われた。何かを作るたびに、使い物にならないと言われた。でもそれはベイショアが特許を独り占めするため、発明品を大金で売るためだった。

ベイショアが咳き込み、傷口からさらに血が滴り落ちる。彼は巨大な机に自分を打ちつけているクギを掴み、力なく引っ張るが、どうすることもできない。

カレブはベイショアに伝えようとする。彼が欲しかったのは、お金でさえないことを・・・しかし言葉が見つからない。ベイショアがボコボコに殴られ、床に血を垂れ流していても、その顔を見るだけで怒りがこみ上げてくる。カレブの血筋のせいで仕事があるだけでも有難い、そう思い込まされていた。役に立たないものを作るとい非難。すべては彼を騙すための嘘だった。

警備員がようやくオーク材の重い扉を破って入ってきた。そしてカレブの顔を机に叩きつけ、彼を縛り上げた。ベイショアはすでに地元の医師から手当てを受けている。

今、カレブの顔はベイショアの顔のそばにある。今度は言葉が見つかる。そして引きずり出される前に囁いた。

これでお前が殺せるなら、首吊りの刑も悪くない。  

デススリンガー:記憶2781

刑務所長は俺と一緒にお前たち二人を釈放してくれるんだ。

カレブの隣の監房には、刑務所なら誰でも仲間にしたくなるような男たちがいた。ローリーは炭鉱労働者の暴動の際に警察官に殴りかかった男だが、二十歳そこらの内気で優しい大男だ。一方、デクランは弁の立つ人気者で、刑務所内のあらゆるギャングから気に入られていた。二人はこれまで何度もカレブを助けてきた。そして今度はカレブが恩返しをする番だった。もちろん先に口を開いたのはデクランだ。

冗談だろ。俺たちをタダで釈放するって言うのか?

タダじゃない。働いて刑期を縮めてもらうのさ。仕事はお尋ね者を捕まえることだけだ。

看守は一人ずつ手錠をかけ、監房から所長室へと彼らを連れて行った。そこは驚くほど質素な部屋だった。所長が説明を始める。

連れてきた手配犯一人につき、刑期を1ヵ月短くしてやる。生きたまま連れてくるんだぞ。これを罪の償いとでも思ってくれ。

でも、俺が逃げないって保証はないだろ?

カレブがデクランを睨みつける。

そういう態度はなしだ。

刑務所長がカレブに紙を手渡す。三人はそれをじっと見つめる。ローリーが書かれた言葉をゆっくりと読み上げる。カレブのレッスンが少し功をなしたようだ。

コロ・・・コロラド?かなり遠くないか?

馬に乗って数日の場所だ。馬とお金を少し持っていくといい。出発は今日だ。これがうまくいったら、他の男たちも捕まえてもらおう。

カレブは紙に書かれた内容を全て頭に入れると、その紙をポケットにしまった。気合の入った様子で三人が椅子から立ち上がる。

クイン、あともう一つ。色々と根回しをして、これを手に入れてやったぞ。

刑務所長は犬釘を放つ銃をテーブルの上に置いた。それを見たデクランが、笑いをこらえながら言った。

ボス、それを一体何て呼ぶんだい?

ベイショアに死を、だ。

デススリンガー:記憶6018

彼はヘルシャーギャングを引き連れ、馬の足を進める。彼らはいつになく口数が少ない。デクランでさえそうだ。

旅を始めてから何日も経ち、一行は疲れ切っていた。険しい山道が疲労した体に追い打ちをかける。しかし、ここを通るしかない。

メインストリートはガラガラだ。地元の劇場からは大勢の笑い声や歌が聞こえてくる。残りの者は、なにか隠れる理由でもあるのだろう。カレブは地元の酒場に馬をくくり付けた。ローリーとデクランもその後を追う。

酒場に入った三人は自分たちに集まる視線を感じながら、ドアに一番近いテーブルに座った。ローリーがカレブに目で訴える。一杯だけ・・・カレブは目を閉じ、首を振って答える。仕事が先だ。

この町になにかご用かい?それとも旅の途中かい?

カレブはバーテンダーの顔を見る。細い口ヒゲを生やした痩せ型の男だ。ちょっとした用事があってね。手伝ってもらえれば早く終わるかもしれない。

彼はしわくちゃになった紙切れをポケットから取り出した。ロドリゴ・サンドバル。借金を抱えて高飛びした男だ。バーテンダーがポスターに書かれた名前を覗き込むと、カレブの後ろにある大きな武器がその目に入った。バーテンダーの顔からサーっと血の気が引く。彼はゆっくりと奥のテーブルのほうを指した。

カレブがそのテーブルのほうに向かう。三人の男がトランプをしている。他の二人は椅子に深く腰掛けている。

どいつがサンドバルだ。

男たちは銃に手を伸ばしたが、ローリーとデクランの銃がすでに彼らの頭に向けられている。誰も口を開かない。

血を流す必要はない。生きたまま連れ戻すことになっている。

すると突然、真ん中の男が椅子から飛び上がり、カレブに体当たりしてきた。そして床に転げ落ちてから、ドアの方に走った。ローリーとデクランはすぐさま銃口を光らせ、銃を手にする暇さえ与えずに他の男たちを殺した。

ロドリゴの手がドアに届く前に、何かが割けるような恐ろしい音が響いた。犬釘がロドリゴの太腿に突き刺さる。傷み苦しむ叫び声が上がり、鎖が引っ張られ、ロドリゴの体が床に引きずり落とされた。

デクランは男たちがトランプで賭けていた現金を手に取り、バーテンダーに尋ねた。旅の途中で食べられるようなものはないかい?

デススリンガー:記憶4269

カレブとローリーは馬にまたがり、町の外れを目指した。内臓が飛び散るような大乱闘のあと、満月の輝きが彼らの肩を照らしている。彼らはそこにちょうどいい場所を見つけた。静かで眺めがよく、近くには小さなサボテンが育っている。カレブはローリーにシャベルを渡し、二人で硬く乾いた地面に穴を掘り始めた。

二人が穴を掘り終えたころには、地平線から太陽が顔を出そうとしていた。カレブは穴が開きバラバラになったデクランの死体を墓の中に置いた。そして彼の体を土で覆ってから、その上に硬い石で山を作った。ローリーが咳き込む。それは火薬のせいかもしれないし、こみ上げてくる涙のせいかもしれない。そして、いつになく小さな声で言った。

なにか言ったほうがいいかな?

カレブは出来たての墓を見下ろした。

上手い言葉は思いつかない。それが得意なのはデクランだった。

二人はしばらくの間、何も言わずに立ちつくした。これまで何人の男を失っただろうか。7人・・・いや、8人か。ヘルシャーギャングのメンバーが多くなってから、どのように仲間を失ったか把握できないほどだった。もう、そうでもなくなったが…墓に入れるのに十分なほどの"体”が回収できたのもデクランが初めてだった。

冷たい突風が辺りを駆け抜け、夜の間に冷えた地面を太陽が再び暖め始める。風に吹かれて飛んできた新聞がローリーの足に引っかかる。彼はそれを手に取り、必死にそれを読もうとする。

ボス。これ、本当かい?

カレブがその新聞に手を伸ばし、見出しに目を通す。

そして大声でそれを読んだ。ヘンリー・ベイショア、ヘルシャー刑務所を買収。

頭の中であらゆる筋肉が締め付けられ、熱くなっていく。彼の手は震えながら新聞を握り締め、その親指はベイショアの写真を突き破っていた。

馬の準備をしろ。出発だ。