本記事では、映画【悪魔のいけにえ】とのコラボキャラクターとしてDBDの世界にやってきた「カニバル(レザーフェイス)」の解説になります。
カニバルの基本性能
移動速度 | ・4.6m/s |
脅威範囲 | ・32m |
特殊能力 | ババのチェーンソー |
固有パーク | ・ノックアウト ・バーベキュー&チリ ・フランクリンの悲劇 |
カニバルの特殊能力
【パパのチェーンソー】
・1チャージを使用すると掃討チェーンソーの持続時間が延長される。これを行うとクールダウンが少し長くなる。
・チェーンソーのチャージはチェーンソー未使用時に回復する。
カニバルの固有パーク
パーク名 | 解放レベル | 優先度 |
ノックアウト | 30 | ★★☆☆☆ |
バーベキュー&チリ | 35 | ★★★★★ |
フランクリンの悲劇 | 40 | ★★★☆☆ |
ノックアウト
バーベキュー&チリ(バベチリ)
・ 生存者が初めてフックに吊るされるたび、全ての獲得ブラッドポイントが25%増加する。最大で(50/75/100)%まで。この効果は重複する。
フランクリンの悲劇
カニバル「おすすめアドオン」
アドオン名 | 効果詳細 |
|
・チャージの最大数が増加する ・チャージ時間が少し増加する。 ・チェーンソー使用時の最高速度が少し減少する |
絶品のチリ |
・トークン消費時、チェーンソーの持続時間がそこそこ増加する ・チェーンソー追加攻撃の受付時間がそこそこ増加する。 |
チリ |
・トークン消費時のダッシュ持続時間が少し上昇する ・チェーンソーの攻撃チャンス時間が少し増加する |
狡猾カニバル
パーク名 | おすすめポイント |
|
心音を消して救助者を静かに待つ |
鋼の握力 | 地下室へ運びやすくする |
興奮 |
地下室へ運びやすくする |
✅パーク構成解説
―――――流れ
①サバイバーを地下室に吊る
②手前の死角で【狡猾】を活かしながら待機
③救助に来たサバイバーを救助し終わったタイミングで2人ともチェーンソーでなぎ倒す
ただ注意点として、サバイバーが【血族】を付けていたら地下でとどまっている事がバレているので救助に来ない可能性が高くなります。その間に発電機を一気に回されてしまい、その後の試合展開が不利になってしまう事があるので、救助に来ないと感じたら通常の立ち回りに変えた方が良いかもです。
カニバル対策
①チェイスポイントは障害物の多いところ
カニバルはチェーンソーで障害物にぶつかると長い時間スタンします。その為、入り組んだ地形や小さな岩でグルグルされるのを嫌がったりします。なのでチェイスがはじまったら開けた場所ではなく、入り組んだ地形に逃げ込むようにしましょう。
②早めの板倒し◎
カニバル相手のチェイスは早めの板倒しが良いです。チェーンソーは一撃でダウンする上移動距離がかなり長いので、板を早めに倒して距離を取りましょう。
③窓枠を上手く使い通常攻撃をもらう
カニバルから通常攻撃をもらうのはむしろラッキーな事です。特に窓枠を上手く使い「チェーンソーは当てれないから仕方なく通常攻撃を当てる」と言った場面を作れるようになると、かなり時間を稼ぐことが出来ます。
カニバル【背景物語】
殺人鬼の邪悪な行いは、病的な精神の衝動によるものなのか。あるいは外的な圧力により追いつめられるが故なのか。これは長い間議論され続けているが、ある1人の殺人鬼は本性と外因が密かに結びついている。
レザーフェイスが他者を殺めるのは自身のエゴの強制でも、性的欲求を満た すためでも、頭に響く声を鎮めるためでもない。彼が殺すのは恐れているからだ。
誰かに傷つけられることを、家族に失望されることを、そして人肉を食するという共通の秘密が露見することを恐れているからだ。彼は言われたことは何でもやり、家族が自分を好きでいてくれる。それが全 てなのだ。よそ者は脅威であり、脅威は排除されなければならないのだ。
例えば、家に上がり込んできたあの招かれざる少年たちのように。まるで我が家のように上がり込んできた少年たちは家の中を探し回り、家族の秘密を 暴こうとした。間違いなく。
しかしレザーフェイスは彼らを始末し、家族を守った。皆から教わったように。彼はただ家族を守るだけでなく、沢山の仕事があり、それにはそれぞれの「顔」がある。夕食を用意し、家族の面倒を見て、食事には正装で現れる。
かつては祖父母が家族全員の世話をしてくれたが、祖父は歳を取り、祖母は、 動かなくなってしまった。そのため、レザーフェイスと彼の兄たちがその役目を引き継ぐしかなった。彼にとって家族は全てだ。彼にとって家族とは、 「安全」であり、「安心」なのだ。
しかし彼が最良を尽くしても、少年たちの1人が逃げ出してしまった。レザーフェイスは少女を止めようと懸命に追いかけたが、助けに入った他のよそ者一一邪悪なトラック運転手により彼の兄は轢き殺されてしまった。
まるで小動物のように。激怒した彼はチェーンソーを復讐に燃やして運転手に飛 びかかったが、彼は素早く、逆に殴り倒されて自らの刃を受けてしまう。よそ者たちが走り去るのを見たレザーフェイスは怒り、悲しみ、苦痛、そして彼の家族に降りかかるであろう事態への不安に襲われた。
彼らは当然警察を連れて戻るだろう。そして警察は兄たちや祖父を奪っていくだろう。彼ら無くしてレザーフェイスに何ができるというのか?
彼らの命令がないと、彼は野垂れ死にするだろう。崩れ行く彼の世界で、彼は回り、チェーンソーを振った彼を覆う無数の外 敵を退けるために。
その時である。レザーフェイスを異なる感情が襲った。それは冷たい戦慄と共に、視界の外から彼の皮膚を這い登ってきた。その時彼は理解した。よそ者が何をしようとも、更に大きい、更に悪しき存在が闇の中に存在することを。
彼はかつてない恐怖に包まれたが、それは同時に、彼が家族に抱いていた恐怖と同じ、安らぎにも近いものだった。「失望させてしまう恐怖」である。そして彼は見たことがない場所にいた。
しかしそこはどこか親近感があり、自分が何をしなくてはならないかを本能的に理解した。もう、家族を守り切れなかったような失敗は許されない。ここにもよそ者がやってくるだろうが、どのような脅威も排除する。叫び声が響いても、また静寂を取り戻すことができるだろう。この世界に残るのが、尊きチェーンソーの音だけになるまで。
さぁ、よそ者を迎えよう。
~おわり~