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【DbD】エロディー・ラコトの固有パークと背景ストーリー【デッドバイデイライト】

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こんにちわ。きまぐれ(@kimagure_DbD)です。
当ブログでは、DbD(デッドバイデイライト)に関する情報をお届けしています。初心者さん・中級者さん向けに分かりやすい解説を心掛けております。どうぞよろしくお願いいたします。(※総プレイ時間約3000時間程度の若輩者です)

 

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きまぐれ

本日は生存者『エロディー・ラコト』のまとめ情報をお届けしていきます。

 

 

【エロディー・ラコト】固有パーク

パーク名 解放レベル 優先度
査定 30 ★★★★☆
欺き 35 ★★★★☆
勢力争い 40 ★★★☆☆

査定

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3トークンを持った状態で儀式を開始する。チェストが開放済みの場合、1トークンを消費してアイテムを探すことができる。チェストの開錠速度が40/60/80%上昇する。

欺き

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欺きが有効の間、走行中はロッカーに入ることはできないが、その代わりに入るフリをする。走行中にロッカーにインタラクトすると騒音インジケーターを発し、3/3/3秒間赤い傷マークを残さなくなる。欺きには60/50/40秒のクールダウンがある。

勢力争い

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殺人鬼に運ばれている間、進行ゲージが35/30/25%になるまでもがくと勢力争いが発動する。発動すると付近のパレットを倒して殺人鬼を怯ませることができる。殺人鬼が怯んだらパークは解除される。 

 

おすすめ解説動画


新サバイバーの新パーク面白すぎるんだが【サバイバーでDead by Daylight 実況#786】

 

こちらの動画はフルコンさんの動画になります。新パーク3つを携え欺きを華麗に決めていきます!是非ご覧ください!

【背景物語】エロディー・ラコト

エロディー・ラコト


パリの裕福な家庭に生まれた工ロディー・ラコトは、両親の出生地である草木生い茂るマダガスカルの島とは程遠い、快適な家で育った。彼女のリュックはいつも重かったが、それは大抵の場、教科書やノートのせいではなかった。彼女が必す持ち歩いていたものは、数冊の歴史の本に地図、そして小さなスコップた。授業で受け売りの知識にムダな時間を曹やすよりも、町を探素し、像や地域、道路標識の背景にある歴史を探ることで、工ロディーはパリの歴史をかき集め、自分のものにしていた。



14歳の時、彼女は両親の「出張」でダイアー島へ連れて行かれた。たがそこはインペリアッティの限られたメンバーたけが許可された私有地たったため、工ロディーは大きく落胆した。なせなら、毎日のように気取った社交の場に出て、気ますい思いをしなけれはならなかったからた。数週間が過きると、工ロディーは気の合う同年代、「のけ者」たちと出会った。彼らも工ロディーと同じように、両親の駒になることに全く関心がなかった。退屈な雨の夜は、のけ者たちを誘ってこっそり抜け出し、親の目を盗んで島を探素した。



ある霧深い夜、工ロディーたちは廃墟となった収容所を発見した。のけ者の1人、フェリックスは入るのを嫌がったが、工ロディーは聞かなかった。中に入ると、荒廃した奇妙な地下研究所があった。のけ者たちは興奮し、妙な器具の中から戦利品や記念品として持ち帰れるものを探した。たが工ロディーは壁の左端の角に、何かがあることに気付いた。奇妙な円形のひっかき傷た。工ロディーは冷たいコンクリートに爪を這わせた。傷跡は深く、狭い。突然不快な囁き声がして、工ロディーの意識が離脱した。


-遠くで唸る雷鳴。黒く輝く波。灰の砂浜。不完全。彼女は誘われるまま、氷のように冷たい砂に触れ、円を描き、その中央に線を引いた。

 

鋭い雷鳴が響き、雷が空に鞭を打った。地面が揺れる。滑らかな黒曜石の鉤爪が、コンクリートの床を切り裂き、大地を引き裂いたのた。建物は崩壊を始め、工ロディーが目にしたのは、奇妙な道具を使う母と父たった。父は娘に逃げろと言っている。そして-

 

完全なる闇が訪れた。

 

それ以降、工ロディーが両親に会うことはなかった。


何年もの間、工ロディーはこの悪夢に苦しめられ′~た。夜中に目が覚めると体は冷たく、汗をかき、葉のように震えていた。また子供たった彼女は夜を恐れ、べッドに行くことを嫌がった。祖母は工ロディーを落ち着かせるためにティーライトを灯し、その炎が解けきったロウの中で消えてなくなるまで物語を聞かせた。温かなバニラの香りに眠気を誘われながら、工ロディーは恐怖と敵を打ち負かす伝説の英雄を心に浮かべた。物語は忘れてしまったが、祖母が話してくれた鬱蒼としたマダガスカルの熱帯雨林と、巨大な山々への思いは消えなかった。工ロ丁ィーは悲しみで心が凍えると、バニラのキャンドルを灯して幼い頃の記憶を思い起こした。はるか彼方にあるあの美しい場所の記憶が、重苦しい悲しみから彼女を救った。

 

 

14年後、工ロディーはまた足りないパズルのピースを探していた。両親の失踪は合理的に説明できるものではない。そう考えた彼女は他の場所に目を向け、夜に跡形もなく人をさらう闇の力についての言い伝えを片っ端から調査した。そこから昔話を翻訳し、ダイアー島で両親が消えた謎を説明するような物語を世界中からかき集めた。そして両親を奪った、説明も理解もできない「あれ」の破壊や復活を試みた古代文明の遺物も収集した。「あれ」には異なる言語で様々な名前が付けられていた。「深淵」、「無限」、「穴」。

 
調査を進めるにつれて、工ロディーは暗いオカルトの世界に足を踏み入れていった。のけ者たちは随分前からもういない。彼女の仮定によって疎遠になってしまったのた。たが、両親を諦めることたけは拒んた。冷たい霧の夜に出かけなけれはならなかった。工ロディーは角を曲がり、中世に創立された巨大な図書館が立つ、異様な地域パリ13区を後にした。彼女にはハズラ・シャーに頼まれた火急の仕事があった。蒐集家のハズラは、珍しい遺物を所有するオカルト専門家でもある。


彼女がハズラに雇われたのは、盗品である希少なマオリの彫像を手に入れた後のことたった。蜘蛛の牙を象ったその彫像はダイアー島で見た鉤爪と似ていた。その後5年間、工ロディーは蒐集家のためにオカルトの遺物を調達した。その報酬として、ハズラは莫大な金と備品、そして不明瞭な書物についての正確な情報を彼女に提供した。


工ロディーは蒐集家の要望どおり、17世紀に結合双生児を生んた母親の魔女裁判に関する記録を手に入れた。呪文が刻印されたと伝えられる1組の頭蓋骨のうち、蒐集家が未所有たった唯-の頭蓋骨が、魔女の頭蓋骨たったのた。頭蓋骨の行方を探る当てはなかったが、工ロディーは魔女裁判と同じ年に発行された新聞記事を見つけた。そこには、ほとんどの遺体は感染を避けるため、地下墓地に移されたと書かれていた。工ロディーは自分の勘を頼りに行動に出た。地下墓地に侵入して頭蓋骨を手に入れるには、相当のリスクが伴う。たが、これまでも蒐集家のために似たようなことをしてきた。


工ロディーは懐中電灯を手に、古い地下墓地を歩いた。するとそこで、崩壊した壁を見つけた。巨大な石が入り口を塞いでいる。彼女は持ち運び可能な蛍光X線分析装置を取り出すと、壁の素材をスキャンした。蒐集家の下で働く特権た。煉瓦のモルタルは混せ合わせが甘く、また砂が多く残っていた。全体的に脆く、地面は夜の空気に濡れていこから入るしかない。

 

地下の道のりは長く、危険だった。空気は重くてカビ臭い。小型の懐中電灯が真っ白な頭蓋骨の列を照らした時、工ロディーははっと息を呑んた。壁を果てしなく埋め尽くしている。

 

背後で何かが音を立てたのでばっと振り向くと、頭をバットで殴られた。痛みが頭を突き抜け、闇が彼女の視界を包んでいった。


目が覚めると、男の肩に背負われていた。地下墓地の奥へと進んでいっている。男は黒いロープを着ていた。

 

「プラック・ヴェール」だ。

 

これまで避けてこられたのに。容赦ないこの殺人集団には、多くの呼び名があった。工ロディーは彼らが皆、同じ組織のために動いていることを突き止めていた。「古き者」と呼はれるもののために人間を生贄にする、狂信的なオカルト集団た。-刻も早く逃げなくてはならない。


工ロディーは壁から外れかけていた頭蓋骨を掴むと、男の頭に叩きつけた。男が驚いてバランスを崩し、地面に落ちた工ロディーは走り出した。角を曲がると、突然脇腹に鋭い痛みが走った。

 

見下ろすと、巨大な刃が刺さっている。工ロディーは驚いてナイフを抜き取った。血が噴き出してくる。

 

心臓の鼓動が耳に鳴り響き、視界がほやけた。

 

彼女は膝から崩れ落ちた。残された力を振り絞って、血に濡れた震える指で、地面に円を描き、中央に線を引いた。

 

何かが肩にのしかかってきた。懐かしいバニラとライチの香りが辺りを包んた。熱帯の雨が優しく降り注き、ツタの葉を濡らす。暖かい。

 

マダガスカルだ。

 

工ロディーが見上げると、ツタが蛇に姿を変え、威嚇してきた。柔らかな土の地面は突然灰色に変わり、足元から崩れ落ちていく。こうして工ロディーはまるで流砂に飲まれるがごとく、冷たく濃い何かに飲まれていった。彼女は悲鳴を上げ続けた。深淵…無限…穴…「あれ」に呼吸を奪われるまで。

 

こうしてエロディーは探していたものを見つけた。